宮城県の北部に位置する南三陸町。山と海の距離がとても近い、小さなまちです。分水嶺に囲まれたこのまちでは、山に降った雨や露は、川や地下水となって海へ注ぎます。このとき、山にあるミネラル分も一緒に地域の海に運ばれます。これにより、湾内の栄養は保たれ、美味しい海産物を育みます。それだけではありません。春から夏にかけて、海からの霧(ヤマセ)が山を包み込みます。海からの水分とミネラル分をたっぷり浴びることで、南三陸の杉はすくすくと良材に育つのです。南三陸杉には、山と海がお互いに守り育み合う物語が刻まれています。
家具は、ご家族とともに呼吸し、年を重ねていくものだから。ご家族の日々とともにあることを第一に考えて、maruheiのプロダクトは南三陸杉を使用しています。